PCメンテナンス基礎①

⑴電子メールでの宛先の種類

TO(宛先)・・受取人のメールアドレス
Bcc・CC・・Ccはカーボンコピーの受取人、Bccはブラインドカーボンコピーの受取人のメールアドレス
Date・・送信者が送信を行った日時
From・・著者のメールアドレス
In-Reply-To・・返信元メールなどのMessage-IDの値の一覧
Message-ID・・メール一通一通に付加された固有の番号
Received・・このメールが届くまでに経由したメール転送エージェント(IPアドレス)および経由した日時
Reply-To・・送信者が返信先として希望するメールアドレス
Return-Path・・SMTP通信で送信元として伝えられるメールアドレス
Sender・・著者と送信者が同一、すなわちFromが単一のアドレスでSenderと同じ場合は使うべきではない
Subject・・返信の場合はRe:、転送の場合はFw:が先頭に自動的に付加される場合が多い(#ReとFwを参照)
X-FROM-DOMAIN・・送信者のドメイン
X-IP・・送信者のグローバルIPアドレス
X-Mailer・・メールクライアントの種別
X-Priority・・送信者が指定した重要度

 

⑵電子メールにおけるマナー

1.  メールの特性・電子メールの長所短所を知った上で利用する
(1)急ぎの用件には向かない

相手がすぐメールを読んでくれるとは限りません。
先方の目にふれるまでに時間がかかることを念頭に入れて利用しましょう。

心配な場合には、メール送信後、「今、資料をでメールでお送りしましたのでお読みいただけますでしょうか?」 と、電話でフォローするのも良いでしょう。
(2)相手の年齢や役職を見極めて利用

最近では年輩の方でも電子メールを使いこなす方が増えて来ました。 先方がメールを使い慣れているかどうかを見極めて利用します。

さて。気軽に使える点が長所とも言えるメールですが、礼儀作法やマナーの面から言えば、メールはあくまでも略式です。
社外の人や目上の相手に対しては、できれば事前にメールでのやりとりについて許可を得ることをおすすめします(社内でのメール送受信が慣例化している場合は除く)。

※正式な依頼文書、謝罪文や契約関係に関しては、書面の発行が基本です。
(3)相手の許可を得ずに、初めての相手に添付ファイルを送るのは失礼にあたる

相手の許可を得ずに添付ファイルをつけて送信するのは失礼にあたります。

容量の大きなファイル(いわゆる重いデータ)を送るときは、送り主も受け手も通信時間が長くかかります。通信費が有料の場合もありますし、通信回線が遅い環境で使用しているユーザーもいます。

重たいもの(大きいもの)は圧縮ソフトなどで小さくして送りますが、この場合も、先方に圧縮ファイルを解凍するツールがないと開くことができません。

また、データファイルの形式によっては相手が開くことができない場合があります。
添付ファイルについては、このページの下の方で詳しく説明しています。>>>

最近ではメールを通して感染するウィルスに対する意識も高まり、添付ファイルを不用意に開くことに対する抵抗感も高くなってきています。
添付ファイルがついているだけで受信拒否の設定をしているユーザーもいます。
(4)開封通知を強要するのは、失礼にあたる

受信と同時に、「開封を通知するメール を送りますか?」と聞かれることがありますね。
相手がメールを受け取ったら開封を知らせるメッセージが届く、いわゆる開封通知メールは、アウトルックなどのメールソフトの機能のひとつですが、この機能を使って相手にメールを送るのは失礼にあたります。

余談ですが、迷惑メールにはこの機能を使ったものが多く、メールのアドレスが実在していることを確認しているような印象を受けます。

※アウトルック=outlook express。メール送受信のソフトのひとつ。Windowsのパソコンに標準搭載されている。

 

⑶共有パソコン使用時の注意点

共有パソコン使用時の注意点
パソコンを家族で共用して使用している場合、家族の誰かが勝手にファイル共有ソフトをインストールしたために、情報が漏洩(ろうえい)したなどの事故も起こっています。こうした事故を防ぐために、家族共用のパソコンを使う場合は以下の点に注意しましょう。

パソコンを購入したら、家族の一人ずつに一般ユーザ権限のアカウントを作成し、アカウントの共有はしないようにしましょう。これは、万が一、家族の誰かがウイルスに感染したり、ファイル共有ソフトを導入したとしても、別の家族のデータに影響が及ぶ可能性を低くすることができるためです。

管理者権限は、ソフトウェアのインストールなど、必要な時だけ使用し、通常時には一般ユーザ権限で使うようにしましょう。これにより、危険性の高いソフトウェアを家族が不用意に導入する可能性を低くすることができます。また、最近では、子どもの利用内容を保護者が制限できる機能を備えた機種も登場しています。

 

⑷HDD等メディア廃棄時の注意点

企業や組織の重要情報が漏洩するのは、ネットワーク経由とは限りません。パソコンを廃棄したり、他人に譲渡したりする場合に、搭載されているハードディスクなメディアから情報が漏洩する可能性があります。中古のパソコンに前の所有者が利用しているデータがそのまま残されていたというトラブルが発生しているだけでなく、企業で利用していた形跡のある中古のパソコンを意図的に購入して、そこに保存されているデータを探し出すという方法で機密情報を入手するという手口も実際に使われているようです。

特に注意が必要なのは、保存されているデータを削除したり、ハードディスクをフォーマットしたりしただけで、パソコンを処分してしまう場合です。画面上でデータが消えているように見えても、実際にはハードディスク上にデータが残されたままになっていることがあり、特殊なソフトウェアを利用することで、削除されたはずのファイルを復元することが可能です。
・データ消去用のソフトウェアを利用する。
市販されているデータ消去用のソフトウェアを使用すると、ハードディスクやメディアのファイルを復元できないように完全に消去することができます。

・専門業者のデータ消去サービスを利用する。
 ただし依頼先の会社の信頼度も考慮して業者を選定しましょう。

・パソコンのハードディスクを取り出して、物理的に破壊してしまう。
ただし、ハードディスクの場合には、外側のケースだけを破壊しても、中にあるディスクが破損していない場合には、ディスクを取り出してデータを復元することも可能なので注意してください。

 

マルウェアの種類

ワーム
ウイルス同様、ワームにも増殖機能があります。しかし、ファイルに感染しつつ増殖するウイルスに対し、ファイルに感染せず単体での増殖が可能です。
ネットワーク経由で入り込んでくることが多く、単独で動き出し不正を働くとともに自分自身を増殖させます。

トロイの木馬
トロイの木馬は、害のないファイルを偽ってコンピュータへ侵入し、データ消去やファイルの外部流出、他のコンピュータの攻撃などの破壊活動を行うプログラムです。
トロイの木馬の語源はギリシア神話トロイア戦争に語られるトロイの木馬になぞらえて名前がつけられました。
トロイア戦争の際に、ギリシアオデュッセウス(オデッセイ)がトロイア攻略のために巨大な木馬を作らせてその中にギリシア兵を隠し、トロイ市内に運び込ませたという手法が似ているためです。

 

⑹インターネットでのトラブル事例

①なりすまし投稿
なりすまし投稿とはSNSネット掲示板などを使って、対象者になりすまして「誹謗中傷」の書き込みをしてトラブルを発生させます。

②メールを使ったいじめ
ネット掲示板などを使って、対象者の名前とメールアドレスを勝手に公開してまったく知らない人達から大量のメールが届くようになるという陰湿ないじめです。

③動画サイトを使ったいじめ
最近はYoutube上でカリスマ的な人達が増えたことで、こども達が憧れる職業ランキングの上位には「ユーチューバー」がランクインする時代になりました。
このようにこども達の間でも身近になった動画サイトは、誰でも簡単に動画をネット配信できます。だからこそ起こる動画サイトを使ったいじめも横行しています。

 

ワンクリック請求
ワンクリック請求は、人々が興味を持つようなサイトの構成になっています。

 

無料登録サイト
無料登録サイトには様々な種類がありますが、そのほとんどは人が興味を持つようなサイトの構成になっています。占い系、美容・ダイエット系、パソコン関連、健康・医療系、アダルト系などジャンルもかなり幅広いです。

 

不正アクセス
不正アクセスは他人のIDとパスワードを勝手に利用して、サーバや情報システムのコンピュータ内へ侵入を行う行為です。
その結果、企業や組織のホームページを勝手に改ざんしたり、重要な情報を漏洩(ろうえい)させたりして企業や組織の業務を妨害したりブランドイメージなどにも大きな影響を及ぼします。

 

②コンピュータ・電磁的記録犯罪
他人のネットバンクへ不正操作し自分の口座へ金銭を移動させたり、金品を奪ったりする。インターネットを利用して他人のアカウント情報を入手し住所などの電磁的記録を変更する。などの行為

③ネットワーク利用犯罪
ネットワークを利用して行う犯罪です。例えば、インターネット掲示板を使って違法薬物(大麻覚せい剤)を売買したり、闇サイトを使って殺人や恐喝などの犯罪行為を勧誘したりする行為

センサー機器の調査

身近で使われているセンサー機器の例

≪GPS≫

皆さんご存知のカーナビをはじめ、携帯電話やカメラなどにも使用されます。位置を特定されないため逃亡者が携帯電話を窓から投げ捨てるシーン、映画やドラマでよく見ますよね。その他にも、船舶や航空の運行管理に、また、冒険やスポーツでの利用、渡り鳥の行動を観測するなど科学分野での利用、軍事利用ももちろんされています。

 

≪加速度センサ≫

エアバックでは、衝撃を検知するのに加速度センサーが用いられます。携帯電話やデジタルカメラが縦横を自動的に感知して表示を切り替えるのも、ゲームコントローラーが振るだけで操作できるのも、このセンサの働きによります。スマホのタップ操作を可能にしているのもこのセンサです。スマホは、他にもジャイロセンサや輝度センサ、近接センサやGPSなどが組み込まれています。

 

≪ジャイロセンサ≫

デジカメなどの「手振れ補正」機能は、このセンサが揺れを検知することで可能になります。カーナビで車の移動状況を把握するためにも使用されます。人工衛星の姿勢検知にも役立てられています。

 

≪光センサ≫

もっとも身近なものとして「人感センサ」があります。自動ドアが開いたり、手をかざすだけで蛇口から水が流れたり、侵入警報装置など、私たちの生活のさまざまな場面で活用されています。テレビやエアコンのリモコン装置、夕方暗くなると自動的に点灯する街灯、ATM、自動販売機、駅の自動改札機などでも活用されています。

 

≪画像センサ≫

スマートフォン。デジカメ。webカメラ。車載カメラなど。ドローン人気でさらなる需要が見込まれています。

 

≪温度センサ≫

エアコンなど空調機器関連。スマートフォンやPCにももちろん入っていて、内部が高温になりすぎないよう監視しています。機械のオーバーヒートや故障の事前検知にも役立っています。

 

≪湿度センサ≫
温度、湿度が表示されるデジタル時計。エアコンなどの空調機器。気象データの計測。農業用IoTとして、水やりの自動化などに活用されています。

 

≪圧力センサ≫

GPS機能つきの製品で高度を測定。血圧計。体重計。掃除機。洗濯機や風呂の水位測定。エンジンの圧力測定。車をカラーリングする際、色むらにならないよう、色素をふきかける圧力管理などにも使用されます。

 

地磁気センサ≫

電子コンパス。カーナビに搭載して進行方向を把握。スマートフォン。ドアやノートPCなどモノの開閉検出。屋内測位。金属異物検出など。

 

≪距離センサ・超音波センサ≫

自動運転。ロボットなど。

 

マイコンボードで使えるセンサーの種類

距離センサ
方位センサ
アルコールセンサ
角度センサ
圧力センサ
放射線センサ
加速度センサ
カラーセンサ
明るさセンサ
温度センサ
湿度センサ
ジェスチャセンサ

 

PCなどに接続して使うセンサーデバイス

Leap Motion Controller

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マイコンボードの調査

マイコンボードの種類
Arduino
  USBに繋げば電源が入りパソコンにArduinoIDEというプログラム開発環境をインストールすることでいきなりプログラミングを開始することが出来ます。
動作速度は基本的に16MHz固定。
 
【RaspberryPi】
 SDカードにOS(基本的にRaspbianというDebianLinuxの種類の1つ)をベースにRaspberryPi用にカスタムしてあるOS)をインストールする必用がありますが映像出力、サウンド出力、USB、LANといった装備を備えており電源さえ入れればコンピュータとして機能するようになっています。(単体で動かすならHDMIモニター、USBキーボドが必用
 
【PIC】【ArduinoのAVRマイコン単体】
 マイコン単体ですのでそのままでは何も出来ません。電源も自分で準備しないといけません。電源を入れるだけでも電源ノイズ対策のコンデンサを自分でマイコン周囲に設置する必用があります。基本定には電源以外に、発振器(クリスタルやセラロックというMHz単位のクロックを刻む部品)、リセットスイッチが必用ですが、それさえプログラム内で端折ってしまえる種類もあります
 
マイコンボードの活用事例
Arduino
ロボット等の機械制御、パソコンとの通信、簡単な回路テスト。
【RaspberryPi】
 サーバー構築、単体コンピュータ、家電IOT機器化。
【PIC】【ArduinoのAVRマイコン単体】
回路の最小構成や基盤の自由な部品配置設計。
 
自分が考える活用アイデア
Arduino
2輪走行のロボットが作れるということでドラえもんがもしかしたら作れるかもと思います。
【RaspberryPi】
Raspberry Piを使うと、深みや厚みのある音を聴ける音響機器も自作が可能となるため、LIVEなどの音響に使ったらすごく音が聞きやすくてどこの席でも損のないLIVEが作れそう。